GET THE IDEAL

理想をカタチに


 何と言っても基本のプランが一番大事です。御施主さんの理想に少しでも近づける様に
何回でも図面は書き直します。(3回、4回なんてザラです。)建物は一生に1or2回しか
無い大きな買い物ですから慌てて決めても余り良い事はありません。
プランが進んで行くと当然南向きの部屋が有れば北向きの部屋も有る訳ですが「北側に
はトイレや風呂場等の余り採光を必要としない部屋を持って行こう」と言う一般的な考え
や「寝室は帰って来て寝るだけだから陽当たりが悪くても良いよ、その替わりに南側の
リビングを広く取りたい」等々という考え方も有るでしょう。
勿論、土地の広さや予算的な条件もそこへ加わって来るのは言うまでもありませんが・・・
何せ高い買い物なのは間違い無いので後に後悔しない様にじっくり考える事が必要です。
最終的にプランが決定したら図面を起こす訳ですが、従来の平面図だけですと施主さんが
なかなかイメージがつかみにくいので↓の画像の様な3D CADを利用したパースを用意し
てプランを確認して頂きます。何回か繰り返せばきっと理想のプランが見つかりますよ。

外観パース内観パース

伝統の在来工法

何百年も続いてきたんです。


 当社では日本古来から続いて来た伝統の在来工法で施工しています。ベテランの大工
が材木の性質を見て墨を付け、加工します。
最近の工務店の多くはコスト面で有利なプレカット(工場での加工)工法が主流の様ですが
当社では基本的に手きざみで加工します。勿論、施主さんの中には「プレカットで良いので
安くやってくれ!」って方も居ますので全くプレカットを利用しないって事もありませんけど・・・
(最近はそういう施主さんが多くなって来てますけどね。)
 在来工法は大昔の大工さんから今現在の大工さんまで何百年と受け継がれて来た実績
ある工法です。ここ何十年で出てきた工法には負けません!
又、在来工法は将来の増改築もしやすい等のメリットも有ります。

墨付きざみ

By IshiJin

構造部分は自社施工で!


建物の本体である基礎や木造部分の柱梁等の構造部分が住宅性能の重要な要素なの
は間違い有りません。(当然と言えば当然ですが)
当社では自社の職人で根伐・掘削等の土工事から鉄筋の配筋、コンクリート打設に至る
基礎部分及び構造材の材木加工〜建方までを全て自社施工にて行っています。
どうぞ安心して我々にお任せ下さい。

建方建方完了

坪単価の比較?

住める様にして幾ら?の見積金額を提示しています。


高い買い物をするのだから、少しでも安いほうが(・∀・)イイ!!
(もちろん、その事を批判する気は全く有りませんが・・・)
「それじゃぁ何社か見積を取って少しでも坪単価が安いところに・・・」となりがちですが
ちょっと考えてみましょう。

 そもそも坪単価とは工事価格を建物の延面積(坪数)で割った金額の事です。例えば
1500万円で30坪の家を建てると坪単価は50万円って事です。しかし、この工事価格
ってのにどこまでを含めるかが各社まちまちで建物の外の給排水等は別途とか浄化槽
は別途etc安いと思っていたのに実際に建てみたら全然安くなかったなんて話は良く
聞きますよね。当社では御客様が住める状態になるまでの見積額を提示しています。
(水道、浄化槽等の排水、電気、ガスetcを含めた値段って事です。)
ですから、見積書を送ったら「おたくは坪単価が高いから」と言われてそのまま終了って
事も今迄に有りましたけどね(笑)
あと、現在の住宅でお金が掛かる所と言えば主にユニットバスやキッチン等の水廻りと
大工の手間が多く掛かってしまう和室でしょう。通常の1戸建の場合、ユニットバスや
キッチンは20坪の家を建てようが40坪の家を建てようが普通は各1ヶ所ずつのプラン
が多いですよね。和室だって一部屋有るか無いかって話な訳です。
お金の掛かる場所の数が変わらなければ面積の大きい建物のほうが坪単価が安くなる
のは当たり前です。(広告の下の方に最低○○坪以上って書いてあるのはこの為です。)
一般に建物が大きくなればなる程、坪単価は安くなり、小さければ小さい程、坪単価は
高くなります。ですから、図面も起こさない前から「おたくの坪単価いくら?」と聞かれて
も答えようが有りません。
(もちろん、おおよその検討は付きますけどね)

戯言なのか?

ほとんど僕の愚痴です。(T▽T)


 住宅業界の安売り路線が既に限界が来ているのは、明らかでしょう。これは、必然です。
価格破壊は、その産業をも破壊してしまいます。普通に考えれば価格と品質は相対関係
に有ります。「価格が高くても、品質の良くない商品」はこの世の中に多数存在しますが
「安くて品質も良い商品」などはありません!!「それなり」ということです。
 建物というものは、昔から、より高級へ!より高性能へ!というふうに向いて来ましたし
それが施主さんの自慢になったものです。
安いということは良いことです。(それ自体の否定はしません)しかし、高いから値打ちが
あるというのも一方の事実でしょう。
 さて、この業界の安売り競争の結果どうなって来ているでしょうか?
熾烈な価格競争の末に廃業した工務店は数知れず有ります。(倒産の他にも嫌気がさし
て自分からやめた人もいます。)廃業の理由は様々でしょうが寂しいものです。
 又、大工さんの世界も急速に高齢化してきています。技術の習得に何年も必要であり
一人前になったとしても、安売り一辺倒の今現在ではたいして収入の見込めない大工と
いう職業に入ってくる若い人がほとんどと言って良い程居ません。
(もちろん少子化等の影響も否定しませんが)
若い人が入ってこなければいつかこの業界は消滅してしまいます。
なんとかしたいものです。

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